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2014.12.01

脂漏症・アトピー犬の治療 「MMD」のご紹介

皮膚治療「MMD」のご紹介です

 

MMDとは3つの外用薬を組み合わせたスキンケア

 

長期服用を避けたい内服薬のステロイドを服用せず、外用薬のステロイドを使った治療方法になります

 

この治療で皮膚表面についた雑菌やマラセチアを減らすこと、炎症を抑えること、さらに厚くなった角質を正常化することが期待できます

そのため、色素沈着と苔癬化を伴う、慢性期アトピー皮膚炎・脂漏症の子におすすめしています

 

▼MMD療法▼

  • 週1回の通院  (午前中にお預かりし、夕方お迎えに来ていただきます)
  • 計8回施行  (その後2週間4週間と間隔をあけて継続する事お勧めします)

 

 

 

 

当院でのMMD実施の症例をご紹介いたします。

 

シュウちゃん柴犬の女の子です

9月上旬から治療を始めました

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11月の写真

お尻周り、目の周り等皮膚のごわごわが改善し、発毛してきました

かゆみも落ち着いてきたようです。皮膚のピンクになってきましたね

 

 

P1120151 P1120153佐々木シュウ (4)

 

お家の子の皮膚病に悩んでいる方、興味がある方はお気軽にお問い合わせください

 

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浜松家畜病院

静岡県浜松市の動物病院です。診療対象動物は、犬、猫、ウサギ、ハムスター、フェレットなど。総合診察、予防接種 からがん・アレルギーなどの専門医療、食事や健康管理相談、しつけ相談まで幅広く対応しています。

このブログの監修

武信行紀(たけのぶゆきのり)浜松家畜病院院長

武信行紀(たけのぶゆきのり)

治療方針:恩師の言葉である「慈愛理知」(慈しみと愛をもって動物と飼い主に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)を胸に、人と動物の絆に貢献します。

経歴:

  • 鳥取県鳥取市出身
  • 1999年 麻布大学獣医学科卒業
  • 2005~2009年 麻布大学腫瘍科レジデント(サブチーフを務める)
  • 2013年 獣医腫瘍科認定医1種取得
  • 2014年 日本獣医がん学会理事就任現在に至る

所属学会・研修:

  • 日本獣医がん学会
  • 獣医麻酔外科学会
  • 獣医整形外科AOprinciplesCorse研修課程終了
  • RECOVER BLS&ALS 研修課程終了

主な執筆・学会発表

  • 2003年~2007年 「犬の健康管理」 ANIMAL WORLD連載
  • 2005年 「拡大乳腺切除および補助的化学療法により,良好な経過が得られた猫乳腺癌の1例.」(第26回動物臨床医学会年次大会)
  • 2006年 「血管周皮腫の臨床的研究」(第27回動物臨床医学会年次大会)
  • 2008年 「外科切除および放射線治療を行った高分化型線維肉腫の2例」(第27回日本獣医がん研究会, JONCOL2008/No.5)
  • 2009年 「特集:血管周皮腫」 (InfoVets 2008/8月号)
  • 2010年 『小動物臨床腫瘍学の実際』 翻訳参加 (Withrow & MacEwen's Small Animal Clinical Oncology 4th ed.)
  • 2010年 「外科切除を行い良好な経過が得られた乳頭状扁平上皮癌の1例」(第30回獣医麻酔外科学会)
  • 2010年 「肝破裂による血腹が見られた猫の肝アミロイド―シスの一例」(第19回中部小動物臨床研究会)
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