桜の季節ですねぇ~ 暖かくなって、1年で一番過ごしやすい季節です
ど~も
頭の中が1年中、春でお花畑に蝶々
が飛んでるけど
財布の中身は1年中冬
のドッグトレーナー
の松島です
春は、卒業で別れの季節・・・さびしいけれど
同時に、出会いの季節でもあります
パピーパーティーも新しいワンコ
同士の出会いの場ですから
今回は、どんなニューフェイス
が来てくれたかな いってみよ
ミニチュアダックスの ココちゃ~ん
シェルティーの クーく~ん
ミックス犬の 向日葵(ひまわり)ちゃ~ん
ゴールデンレトリバーの テンちゃ~ん
ゴールデンレトリバーの サンタく~ん
ここからは、前回も参加してくれたワンコ達
で~す
マルチーズの 福く~ん
シェルティーの アトムく~ん
以上、7頭の元気なワンコ達
が集まってくれましたぁ
それでは、パピーパーティー スタートです
まずは、ホールディングの様子からみてみましょ
ココちゃん
手先を、にぎにぎ されて「あ~そこそこ
」と気持ちよさそう(笑)
向日葵ちゃん
は、初めてで落ち着かない様子ですねぇ
ク―くん
は、手首を、にぎにぎ されても平気な感じですね
福くん
は、さすが2回目ともあって眠そうな余裕すらみせてます
アトムくん
も2回目ですから、耳
を触られても気にしな~い
テンちゃん
・・・ 脱力しまくり
グッド グッド
サンタくん
最初は、後ろ足触られても「気にしないよ~
」という感じでしたが・・・
「ちょっ ちょっと お母さん 上げすぎじゃね?
」と聞こえてきそう(笑) ここで、わたくしドッグトレーナー
の松島から飼い主さんへ大事なお話です
これからワンコ達
は、自我が芽生える時期が必ずやってきます
自我というのは、やることは理解していても、「やりたくない
」といった自己主張をしだす いわゆる反抗期のことです
人でいうと中学生くらいですかね
昨日までオスワリが出来てたのに、急にオスワリしなくなったという経験がありませんか? そこで必要になってくるのが、主従関係と信頼関係なんですね 主従関係と信頼関係が出来ているワンコ
は、 身体の触られて嫌な箇所を触っても嫌がらないし、 飼主の指示には必ず従うワンコ
に成長してくれます
その為に日々のホールディングが重要になってくるわけですな
さてさて、お次は飼い主さん以外の手
からオヤツ
食べれるかな?
福くん
武信 宏実 副院長の手
から食べれたね
2回目なのでこの環境に慣れて社会化出来てきてますね
アトムくん
も福くん
のお母さんの手
から上手に食べれたし 福くん
と上手に挨拶出来ました
こちらも、ココちゃん
のお母さんから、サンタくん
がオヤツ
食べれました
クーくん
は、ちょっと緊張しているのか わたくしの手
からオヤツ
食べれませんでした
なかには、オヤツ
を食べる余裕がないワンコ
もいます そういうワンコ
には無理強いはしません
食べれなければ、そっとしてやり他のワンコ
の様子を観察させてやればよいのです
人にも初めての環境にすぐに適応出来る人とそうでない人がいる様に ワンコ
も様々なタイプがいるんです
よく聞く話で、「今度の○○は、じっとしてなくてお馬鹿で仕様がない 前に飼ってた○○ちゃんは大人しくてお利口さんだったのに」という人がいます
当たり前ですよね 全く違うワンコ
ですから・・・ そういう人は、全てワンコ
が悪いと決めつけて自分がしつけに関して 関心を持たずにいる事が原因だと気づいていません
ここで、わたくしから、飼い主さん達にお願いです
愛犬が、今どんな気持ちでいるのか考えるくせをつけてください
ワンコ
が、今 何を思い訴えているのか知ろうとすることで、 信頼関係が生まれてくるのです
ご静聴有難うございました<(_ _)> さてさて、パピパの様子にもどりましょう
お次は、ワンコ同士
仲良くできるかな?ふれあいタイ~ム
テンちゃん
が、ココちゃん
に興味をもってお尻の匂いを嗅ぎに来ましたよ
そこで、すかさずわたくしが、テンちゃん
にオヤツ
をあげました
ココちゃん
もお母さんからオヤツ
をもらってますね
お互い近くに居て、相手のワンコ
を受け入れたら良いことがあったねと条件付けします
そうすることで、社会性のあるフレンドリーなワンコ
に成長するわけですね
こちらでは、お手本犬のソルちゃん
のすぐ側で、福くん
がオヤツ
を欲しがってます
ソルちゃん
は、大型犬だし、黒いのでワンコ
には、けっこう怖く見られがちなのですが
福くん
は、全く気にしてる様子もないので、社会性が身についてきた感じですね
クーくん
は、やはり他のワンコ
の側には行けずにお父さんの椅子の下に入ってしまいました
お父さんは、必死でオヤツ
で気を引き、椅子の下から出そうとしていますが、 こういう時も、無理に出そうとするのではなく、なんでうちのワンコ
は椅子の下に入ってしまったんだろう? なんで、他のワンコ
の側に行けないんだろう?と考えて、「そうか椅子の下は安全だと考えているんだな 不安だから椅子の下に入ったんだな」と理解し、じゃあ安心できる椅子の下で観察させて 自分から出てきたら優しく褒めてあげるようにして無理強いはやめようとすれば良いのです
さてさて、そろそろパピーパ―ティー終了の時間が来てしまいました
次回のパピーパーティーは 日時 5月7日 (土) PM13:00~PM14:00 場所 浜松家畜病院 2F 多目的ホール 参加費用は、無料です ※ お願い 浜松家畜病院では、仔犬の社会化期である8週齢~16週齢という大事な時期に さまざまな経験をさせることによって、社会性を身に付けさせる場を提供すべく パピーパーティーを開催しております。 しかしながら、この時期の仔犬は、母犬から受け継いだ免疫が無くなり 感染症に対するリスクが高まる時期でもあるので、最低限の予防で 皆様が安心して仔犬同士のふれあいを楽しめる様に 参加条件を設けさせて頂きました。 参加条件 ① 引き取って10日以上経っている (ストレスや環境の変化で体調を崩す恐れがあるため) ② 混合ワクチンを最低でも2回接種している ③ 健康診断を受けている (内部、外部寄生虫の有無まで確認できるもの) ※ かかりつけの動物病院が他院の方は、①②③の証明が出来る書類のご用意をお願いします。 詳しい内容につきましては、お気軽に浜松家畜病院
までお問い合わせください。 今月の最終ショット
のコーナー
今月は、この1枚
脱力サンタくん
でおわかれで~す
次回のパピパブログもお楽しみに~
ドッグトレーナー
の松島でしたぁ
パピーパーティーPART19

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言葉を話せない動物たちの心を慈しむ
我々は言葉を話せない動物達を飼い主さんのご家族の一員と考え、最高の医療を提供することで、動物たちの生命に輝きを与え、人と共に幸せに暮らしていけるよう努力します。

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「科学的根拠に基づいた医療」にもとづき私たちは日々進歩する獣医学をつねに学び、取り入れ続けることで、最新の獣医療を提供します。

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大切なパートナーである動物との関係を尊重して、私たちはそんな家族と同じ気持ちで接することでよりよい診療を行えるよう心掛けています。
このブログの監修

武信行紀(たけのぶゆきのり)
治療方針:恩師の言葉である「慈愛理知」(慈しみと愛をもって動物と飼い主に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)を胸に、人と動物の絆に貢献します。
経歴:
- 鳥取県鳥取市出身
- 1999年 麻布大学獣医学科卒業
- 2005~2009年 麻布大学腫瘍科レジデント(サブチーフを務める)
- 2013年 獣医腫瘍科認定医1種取得
- 2014年 日本獣医がん学会理事就任現在に至る
所属学会・研修:
- 日本獣医がん学会
- 獣医麻酔外科学会
- 獣医整形外科AOprinciplesCorse研修課程終了
- RECOVER BLS&ALS 研修課程終了
主な執筆・学会発表
- 2003年~2007年 「犬の健康管理」 ANIMAL WORLD連載
- 2005年 「拡大乳腺切除および補助的化学療法により,良好な経過が得られた猫乳腺癌の1例.」(第26回動物臨床医学会年次大会)
- 2006年 「血管周皮腫の臨床的研究」(第27回動物臨床医学会年次大会)
- 2008年 「外科切除および放射線治療を行った高分化型線維肉腫の2例」(第27回日本獣医がん研究会, JONCOL2008/No.5)
- 2009年 「特集:血管周皮腫」 (InfoVets 2008/8月号)
- 2010年 『小動物臨床腫瘍学の実際』 翻訳参加 (Withrow & MacEwen's Small Animal Clinical Oncology 4th ed.)
- 2010年 「外科切除を行い良好な経過が得られた乳頭状扁平上皮癌の1例」(第30回獣医麻酔外科学会)
- 2010年 「肝破裂による血腹が見られた猫の肝アミロイド―シスの一例」(第19回中部小動物臨床研究会)
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