こんにちは!

浜松家畜病院です。

今日は子犬を迎えてお家で練習して欲しいことをご紹介します♪

仔犬を迎えて練習してほしいこと

ワンちゃんはブラッシングしたり

爪切りしたり

肛門嚢絞りをしたり

耳掃除したり

シャンプーしたり

身体を触られる機会がいっぱいあります。

 

ワンちゃんは足先や耳を触られるのが苦手な子が多いです。

そういう子はトリミングサロンに行っても動物病院に行っても

とってもストレスを感じることになってしまいます。

身体を触る練習をしよう

普段から身体を触る練習をしっかりして

身体に触られることが苦手でなく好きになってくれれば

病院やトリミングに行ってもストレスは軽減されますよね。

少しでもストレスなく生活してもらうために、ぜひ練習してみましょう。

身体をさわる練習の仕方

まずは『ホールディング』から☆

簡単にいうと『抱っこ』のことです。

正しいホールディング

ワンちゃんの胸の前に手をまわして支えます。

この『ホールディング』すんなりと受け入れてくれる子もいますが…

ヤダヤダーーーーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/

離せーーーーーーーー(-_-メ)

とバタバタ暴れてしまう子もいます。

そんな時にビックリしてΣ(・ω・ノ)ノ!

抑えきれずに手を離してしますのはNGです

「ワンちゃんが暴れる」→「飼い主さんが犬を離してしまう」

これを繰り返してしまうと

「嫌なことをされそうになっても、暴れれば解放してもらえる」

とワンちゃんの頭の中で、間違った学習がされてしまいます。

その結果ホールディングをやると力いっぱい暴れるようになり

ひどくなると叫び声をあげたり、咬みついてきたりと

エスカレートしますので気つけましょう

 

☆ホールディングの練習中は、ワンちゃんが暴れても手を離さないこと☆

諦めさせることが大切です!!

そして、全身の力が抜け始めたら「おやつ」をあげることで

「これが正しいことだよ」と教えてあげます。

拘束されることを、受け入れていきます。

このホールディングが抵抗なくできるようになったら

このまま身体を触る練習に移ります。

まずは前足の先から触っていきましょう。

そして、前足を触ったときにワンちゃんに特に嫌がるそぶりがなければ

『オヤツ』を与えます。

『身体を触られる』=『おやつ』と結び付けて、身体を触られるのはいいことだよ

ということを教えていきます。

 

この時に触られている箇所に口を近づけたり、暴れたりするようなら

嫌がっているサインです

その刺激は、その子にとっては強すぎるので

もっと短時間、優しく、触れてあげるようにしてください。

前足の次は後ろ足、耳、口周り、お尻周りと同じように続けていきます。

嫌がるそぶりが見られない、無理のない範囲で進めていってください。

短時間でいいですので、毎日続けてあげましょう

ワンちゃんの健康チェックにもなるのでぜひ身体を触る練習をしてあげてくださいね