こんにちは。 またまたご無沙汰してしまいました
と!言い訳がましくなる前に
すみません ちゃんと先に謝っておきます
今回は本題へ 我が家のプーはK9ナチュラルを食べています
画像はお借りしました
なんでK9ナチュラルかって??? 答えは簡単!!!
美味しそうだから!!!!
フードのあのカリカリ感 自分だったらあんまり美味しくなさそうという 獣医にあるまじき 犬の擬人化・・・
欠点は・・・手間がかかる事と 金額でしょうか???
気になる方は病院でも置いてありますので お声掛けください!!!
もっと語りたいフードの話は、なが~~くなってしまうので これはまたの機会に
隣の家の晩御飯並みに知りたい 隣の家の犬飯
人のご飯だって難しいのに
ワンコのご飯 奥が深いです
でも人にも(我が家の事も達にも)通じる事なので
しっかりと学びたい分野ですよね
特に酵素の話とか・・・・ こんなことなら、大学の頃もっと分子生物学とか、栄養学とかもっと真剣に学んでおけばよかったと後悔しております
もちろん勉強しておけばよかったは他の教科
そんなわけ(どんなわけ)で
我が家の一員となったソルさん Gドゥードル 1歳 27キロ
ご飯の食べる量はプードル親子の 何日分???
我が家の家計は そう・・・・ 破たん 破たんですよ!!!
かといってフードの質を落とすのも・・・・
と悩んでいたその時
害獣であるシカが犬のご飯になるという事をしり、 取り寄せあげてみると
ソルさんには合うようで
そこから禁断の?生食の道へ
でも寄生虫やらウイルスやら心配なので 色々な先生にお話を聞き
安全な鹿を求めていた時
武信先生の実家で運命の猟師さんと知り合う事が出来ました
人用に卸している鹿肉を わけて頂けるとのこと
これで家計の破綻を心配しなくて済む!!!!
武信先生が今以上に痩せなくてすむぅ~~~~~!と
あ~~~長かった 本文に行く前にどれだけ~~~長いのと 喝を入れられそうな勢い
ソルさんのごはん事情
今は鹿肉だけだと栄養的に心もとないのと
生食の第一人者の先生が 内臓も一緒にとの考えから
k9のトライプを混ぜたものをあげています
ソルのための鹿さがしをするうちに
鹿が今置かれている状況や
それを取り巻く環境をしり
自分のでその現場を見てみたいと
鹿の狩猟体験について調べてみると
あるではないか~~~~!!!!
鹿の狩猟体験
これは参加せねば!!と思い
行ってきました
岐阜県は群上市にある猪鹿庁←コチラ
このネーミングから、そしてこのロゴから なにやら只者ではない臭いがプンプン
え???私たちもですって???
確かに 命を助けるはずの獣医さん
それが狩猟ですって!!!!
ごもっともな意見ですが 獣医師とは 人と動物の健康に寄与するという獣医師の大きな本分があるのです!!!
動物のお医者さんはもちろんそれ以外の獣医師の仕事は、
食肉や公衆衛生、水質等々・・・・多岐にわたります
少し話はそれますが ここが
浜松家畜病院が昔ながらの名前を 引き継いだ由縁でもあります
よろしければ こちらをご覧ください
↓ ↓ ↓
さてさて 話をもとにもどして 鹿のお話
色々な検索サイトで 害獣と検索すると 出るは 出るは 鹿・イノシシの嵐
もともとは天敵であるオオカミの絶滅から
地球温暖化による気候の変化
猟師さんの高年齢化による減少
そして 何年か前に行われた メスの鹿を殺してはいけないという政策により
爆発的に増えてしまった鹿 その被害面積は・・・
この爆発的に増えてしまった鹿が
木の皮を食べ
農作物を荒す・・・・
鹿も生きる為です
が・・・
その為山が砂漠化してしまう事も
その被害を食い止めようと 各自治体で一生懸命策を考えているわけですが・・・・
静岡県毒で鹿を殺す??? ←コチラ
わが県静岡ではこのような策を発表し 色々な議論がされている最中です
ぜひ鹿が可哀そうとか そういった意見だけではなく
長期的にみて みなさんも考えて頂けたらなぁと思っています
今日は狩猟体験のお話という事なので
詳しくはまた今度
いったいいくつのまた今度が出るのでしょう・・・・
鹿の狩猟体験ですが
ここから先は ちょっと いわゆる 心臓の弱い方は見ないでくださいという感じになります
いいでしょうか
猪鹿庁での一日
もちろん一緒に行ったのは シュヴァルツ家一家
上郷のサービスエリアで待ち合わせというのに
そのサービスエリアを見過ごすという 大失態
本当にこの先大丈夫???という幕開けからスタート
そして天気はもちろん
シュヴァ家の次兄がいるので雨
武信先生の晴れ男パワーも負けました
鹿の狩猟体験
もう猪鹿庁さんのブログでも紹介されていますので
内容はこちらをご覧ください
↓ ↓ ↓
武信先生も真剣な表情で写っています!!!
雪と雨の中 軽い自己紹介のあと 生まれて初めてのカンジキを履き
吹き矢と弓矢 そして鹿の生態を学びました
あたったところは食べれなくなくなるので 首を狙うという事を教わります
これがなかなか難しい
その後は鹿の足跡の追跡なのですが・・・・
私 寒さと 長男のぐずりピークにより リタイア 😥
子供たちの話では
この場所にも鹿や猪の糞があったとのこと
結構民家もある場所なので
びっくりしました
去年は熊の爪痕もあったそうです
本当に野生の動物達が
人里まで下りてきているのだと
実感
休憩をはさみ
今度は
朝罠にかかった子鹿の解体
みんなで黙とうをささげたから解体に取り掛かります
使用するナイフ
部位により使い分けるそうです
それから
こちらが
鹿
推定1歳の女の子で
体も冷たくなっているので
不思議と
可哀そうという感覚
私にはなかったです
でも長男は
動かないことが不思議なようで
「ママなんで動かないの???」としきりに聞いていました
「死んでしまったのよ」話すと
なぜか武信先生のせいに
「パパのばか!!!」といい
嫌な時にする行動
必殺
つばかけを
武信先生の頭に
武信先生可哀相
行動はともかく 彼なりに何か感じたのでしょう
1歳なのに意外に大きい
肢を落とした後は
皮をはぐ作業
皮もはがされると
枝肉という感じがします
大学のころ
屠殺場へ行ったのですが
その時の方がショックが大きかったような
その時は生を奪う所から見学したからだと思います
可哀そうだけど
生がない?ような??
うまく言えませんが・・・・
ただ
なんとなく
人のエゴ?を感じてしまいます
子供たちも皮をはぐのをお手伝いしました
鳥取で死んでしまっている鹿を見ているので
全くの冷静な子供達
解体が進めば進むほど生の文字はなくなっていきました
もうこうなると
次の命を頂くという体験に
前菜から始まる お酒も飲み放題の宴という体験に突入
仕事をした後のような ビールの美味しさと
それを引き立たせる
料理の数々
(ビールが主役????)
特にこの猪のジャーキー
すご~~~~~く美味しかったです
宴は進み
牡丹鍋の登場
大学の時に後輩が持ってきてくれた
牡丹鍋
あの美味しさが忘れられなかったのですが
それに匹敵する美味しさ
お酒が進むにつれて
参加者の皆さんや猪鹿庁の皆さんとも打ち解け
楽しい時間を過ごしました
次の日の天気は晴れ!!!!
朝食はこちら
鹿のフライッシュケーゼ
ドイツに住んでいたシュヴァ母も絶賛の代物
お土産に購入
(しかし鹿の肢の皮をはいでもらってから、鹿というだけで全く受け付けない利作先生は嫌な顔)
その後は鹿の角を使ったクラフト
わな体験
ソルさんも
捕まる勢いで遊びます
さすが
妹は災害救助犬
自然の中にいると お腹がすくのも早く
お昼のジビエBBQに
夏に伊豆を訪れた時にも感動した鹿肉のたたき
これは
本当に美味しい
害獣であるシカ
その鹿がなぜ害獣になったか
そして害獣になってしまいその数を調整しなければならないとき
山に住み
山の恩恵を受ける人たちが考えた
とりくみ
この中の山で遊ぶ
これは大切だなと感じます
ここには書ききれない色々な事を考えた2日間
最後は参加者でディスカッション
子供達もしっかりと意見を述べます
大勢の大人に交じり
自分の意見を言えただけで
子供達には意味があったと 感じました
こちらの狩猟体験
裏の狩猟体験もあるようなので
次回は
そちらに参加したいと思っています
夏の作文に次女が書いた
命を頂く
学年末でその全文が帰ってきました
ちょっとコアな
次女のファンの為に
この文の紹介で今回の締めくくりを
と!その前に
私が一番感じたこと
美味しいお肉は食べたいけど
自分では動物は殺せない というのはいかがなものだろうと
殺せとは言わないけれど
現実には目を向けてほしい
そんなことを想いました
そしてそこに携わる人たちの事を少しでも考えてもらえると
獣医師としては嬉しいと感じます
(動物のお医者さんだけが獣医の仕事ではない?)
次女の作文
写真のアングルが下手で有名な私が撮っているので
そこは許してください!!!