こんにちは。
先日、当院の患者様からお礼にと卵をたくさん頂きました。感謝です。
さて、いざ食してみようと割ったところ、なんと!
双子卵!すごいラッキー
しかし、さらに驚くことに、
頂いた多くの卵が双子卵でした。
なぜそういうことが起こるのか、
とても興味深いので調べてみました。
双子卵を獣医学的に説明すると、
・卵を産み始めた産卵初期の若い鶏(5ヶ月齢ほど)は、複黄卵を産みやすい
→ 中には、3つ以上の複黄卵もある
・原因は、産卵に関わるホルモンの不安定な分泌
・食べることに関して、何の問題もない ← ここ大事 むしろ大きくてラッキー
・複黄卵の多くは、孵化しない
ということでした。
ギネスブックには、なんと9黄卵が登録されているそうですよ。
ちなみに初産から2ヶ月ほど経つと、産卵に関わるホルモン分泌が安定し、複黄卵は産まれなくなるそうです。
まとめると、双子卵の正体は、若い鶏のホルモン分泌が不安定になった結果、産まれる卵。
とは言っても、双子卵は全体の1%ほど!
確率的には、やっぱりラッキーと考えるべきでしょうね。
以上、獣医学の豆知識でした。