明けましておめでとうございます パピーパーティーも2016年に突入 スタッフ一同 気を引き締めて、初心を忘れず精進してまいりますので 今年も、浜松家畜病院 ドッグサロンLaLa 浜松トリミング専門学院を なにとぞ宜しくお願い致します<(_ _)> というわけで、堅苦しい挨拶は、この辺で・・・ どーも正月太りで動きが鈍い・・・いつも鈍い?(笑) ドッグトレーナーの松島です さあ~2016年一発目のパピーパーティー どんなワンコが、来てくれたのか紹介していきますね まずは、ニューフェイスヨークシャテリアの ノアく~ん こちらも、ニューフェイス柴犬の ゴローく~ん ここからは、前回も参加してくれたワンコ達です ミニチュアシュナウザーの ノコちゃ~ん ミニチュアシュナウザーの エマちゃ~ん そして、お手本犬?(笑)おなじみ ゴールデンドゥードルの ソルでございま~す(サザエさん風に) まずは、伴侶動物行動カウンセラーの 鈴木先生から、 仔犬の社会化期の重要性について、お話がありました 飼い主さんも日常の中で、仔犬との生活は、楽しい事ばかりではなく 問題行動も起きる可能性があると感じ始めてるみたいで、 皆さん真剣に聞き入っていました お待たせしました ワンコ達の出番がきましたよ~ まずは、ホールディングの様子から見てみましょ ノアくん初めてなのに、嫌がる様子もなく手足を触らせてますねグッドです こちらのノアちゃんは、2回目のパピパなので、ホールディングは慣れたもんです エマちゃんも、2回目の参加なので、マズルを持っても、へっちゃらだね~ ゴローくん初めてなのに、マズルを持っても、全く嫌がってないですね~ 柴犬は、歴史的に古い犬種でオオカミに近いと言われているので、 触られたくない箇所を触ろうとすると唸ったり、咬みついてくるといった 野性的な一面が出やすいのですが、ゴローくんは、リラックスしているのが 良くわかりますよね お次は、飼い主さん以外の人の手から、オヤツ食べれるかな? ノアちゃんとエマちゃん、実は姉妹犬なんです 仲良く鈴木先生の手からオヤツ食べれたね こちらのノアくんは、私の手から上手にオヤツ食べれましたよ~ ゴローくんは、武信 宏実副院長の手から、「早くちょうだい」と言わんばかりに 前足でしっかり掴んで食べてますなぁ 怖がることなく、みんなオヤツを食べることが出来ました ここで、わたくしドッグトレーナー松島より、このブログを観ていただいている飼い主さんに ワンポイントレッスン 愛犬が、臆病なワンコの場合、怖がっている対象(人や物)の遠くから 大好きなオヤツを与えて対象を観察させながら、 少しずつ近づいてはオヤツ与えるを 繰り返して オヤツが食べれなくなった距離がそのワンコの限界です。 恐怖心が食欲を上回った瞬間ですね なので、食べれる余裕がある距離で、観察を繰り返しさせて 少しずつ近づいて、 オヤツの量を増やしていけば 怖いもの=大好きなオヤツ だったのが、 「近づけば、大好きなオヤツがたくさん出てきたぞ」 と思うようになり 最終的に怖いものだったのが、大好きなものに印象が変わるんです 最初から無理やり怖い対象に近づけたりするのは、逆効果 絶対にやらないでくださいね さてさて、お次はワンコ同士のふれあいコーナーいってみよ ゴローくんとエマちゃんとノアちゃんは、すっかり仲良しになったね おやおや、ヨーキーのノアくん 人気者ですなぁ~ そして、みんな仲良く勢揃い 上手にワンコ同士ふれあい出来ました そして、今回のパピパでは、鈴木先生が、しつけをしっかりすれば、 ここまで出来る様になりますよと デモンストレーションをみせてくれました 鈴木先生のトレーニングは、クリッカーという「カチン!」と音の鳴る道具を使った クリッカートレーニングです (正しい行動をすれば「カチン」と鳴らしてオヤツを与える) ここで登場武信 宏実 副院長の愛犬 ソルの出番です オスワリ、マテで・・・・ 距離をとって・・・・ オイデで、呼び込みま~す 来たので「カチン」と鳴らしてオヤツ お次は、ツイテで歩くんですが、なんとノーリードです 興奮気味の ソルが、勝手に前に出たので鈴木先生は、手を広げて、ここに付きなさいと指示を出しました これがいわゆる ハンドターゲットなんです ハンドターゲットとは、飼い主の手の方に近づけば「カチン」 そしてオヤツと教えていくんです すると・・・ すぐに横にもどって「カチン」、次の指示を待つようにアイコンタクトを取り始めました このように、ノーリードでも普段から正しい行動をトレーニングしていけばリードに 頼らずに一緒に並んで歩けるまでになるんですねぇ~ もちろんノーリードは、マナー違反なので、日常で真似するのは 絶対に、やめてくださいね 今回は、あくまでもデモンストレーションですので 鈴木先生有難うございました<(_ _)> ソル お疲れ様(^O^) 今年、一発目のパピパも終わりの時間となりました 次回のパピーパーティーは 日時 2月13日 (土) PM13:00~PM14:00 場所 浜松家畜病院 2F 多目的ホール 参加費用は、無料です ※ お願い 浜松家畜病院では、仔犬の社会化期である8週齢~16週齢という大事な時期に さまざまな経験をさせることによって、社会性を身に付けさせる場を提供すべく パピーパーティーを開催しております。 しかしながら、この時期の仔犬は、母犬から受け継いだ免疫が無くなり 感染症に対するリスクが高まる時期でもあるので、最低限の予防で 皆様が安心して仔犬同士のふれあいを楽しめる様に 参加条件を設けさせて頂きました。 参加条件 ① 引き取って10日以上経っている (ストレスや環境の変化で体調を崩す恐れがあるため) ② 混合ワクチンを最低でも2回接種している ③ 健康診断を受けている (内部、外部寄生虫の有無まで確認できるもの) ※ かかりつけの動物病院が他院の方は、①②③の証明が出来る書類のご用意をお願いします。 詳しい内容につきましては、お気軽に浜松家畜病院までお問い合わせください。 今月の最終ショットのコーナー 今月は、この1枚 「なに?なんか用?」 と聞こえてきそうなゴローくんでした それでは、次回のパピパブログをおたのしみに~ ドッグトレーナーの 松島でしたぁ
パピーパーティーPART16
このブログの監修
武信行紀(たけのぶゆきのり)
治療方針:恩師の言葉である「慈愛理知」(慈しみと愛をもって動物と飼い主に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)を胸に、人と動物の絆に貢献します。
経歴:
- 鳥取県鳥取市出身
- 1999年 麻布大学獣医学科卒業
- 2005~2009年 麻布大学腫瘍科レジデント(サブチーフを務める)
- 2013年 獣医腫瘍科認定医1種取得
- 2014年 日本獣医がん学会理事就任現在に至る
所属学会・研修:
- 日本獣医がん学会
- 獣医麻酔外科学会
- 獣医整形外科AOprinciplesCorse研修課程終了
- RECOVER BLS&ALS 研修課程終了
主な執筆・学会発表
- 2003年~2007年 「犬の健康管理」 ANIMAL WORLD連載
- 2005年 「拡大乳腺切除および補助的化学療法により,良好な経過が得られた猫乳腺癌の1例.」(第26回動物臨床医学会年次大会)
- 2006年 「血管周皮腫の臨床的研究」(第27回動物臨床医学会年次大会)
- 2008年 「外科切除および放射線治療を行った高分化型線維肉腫の2例」(第27回日本獣医がん研究会, JONCOL2008/No.5)
- 2009年 「特集:血管周皮腫」 (InfoVets 2008/8月号)
- 2010年 『小動物臨床腫瘍学の実際』 翻訳参加 (Withrow & MacEwen's Small Animal Clinical Oncology 4th ed.)
- 2010年 「外科切除を行い良好な経過が得られた乳頭状扁平上皮癌の1例」(第30回獣医麻酔外科学会)
- 2010年 「肝破裂による血腹が見られた猫の肝アミロイド―シスの一例」(第19回中部小動物臨床研究会)