先日、浜松家畜病院で、伴侶動物行動カウンセラーの鈴木雄亮先生によるパピーパーティー(スタッフ向け)が開かれました。 鈴木先生は、日本で二人しかいない CPDT-KA(米国CCPDT認定プロフェッショナルドッグトレーナー) の資格をもっているすごい先生です パピーパーティーとは、月齢4か月までの、いわゆる社会化期の仔犬達への正しい接し方や犬同士の行動等を飼い主さんに説明して、 実際に仔犬を使って体験していただく機会を設けて、問題行動を予防していこうというものです 犬は家族の一員とよく言いますが、実際は家族の割に何も教えていない飼い主さんが、まだまだ日本には残念ながら多いのが現実です 鈴木先生は、そういう日本の文化を変えていこうと色んな動物病院を訪ねてパピーパーティーを開催して努力をしていらっしゃいます。 今回は、スタッフ向けの内容で、飼い主さんには、こうして説明してくださいという具合に進行していただきました 次回10月12日の10時~11時までの1時間は、一般の飼い主さんを迎えての内容となりますので興味のある方は ご連絡ください わんちゃんの対象年齢は4か月までとなります
パピーパーティー
このブログの監修
武信行紀(たけのぶゆきのり)
治療方針:恩師の言葉である「慈愛理知」(慈しみと愛をもって動物と飼い主に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)を胸に、人と動物の絆に貢献します。
経歴:
- 鳥取県鳥取市出身
- 1999年 麻布大学獣医学科卒業
- 2005~2009年 麻布大学腫瘍科レジデント(サブチーフを務める)
- 2013年 獣医腫瘍科認定医1種取得
- 2014年 日本獣医がん学会理事就任現在に至る
所属学会・研修:
- 日本獣医がん学会
- 獣医麻酔外科学会
- 獣医整形外科AOprinciplesCorse研修課程終了
- RECOVER BLS&ALS 研修課程終了
主な執筆・学会発表
- 2003年~2007年 「犬の健康管理」 ANIMAL WORLD連載
- 2005年 「拡大乳腺切除および補助的化学療法により,良好な経過が得られた猫乳腺癌の1例.」(第26回動物臨床医学会年次大会)
- 2006年 「血管周皮腫の臨床的研究」(第27回動物臨床医学会年次大会)
- 2008年 「外科切除および放射線治療を行った高分化型線維肉腫の2例」(第27回日本獣医がん研究会, JONCOL2008/No.5)
- 2009年 「特集:血管周皮腫」 (InfoVets 2008/8月号)
- 2010年 『小動物臨床腫瘍学の実際』 翻訳参加 (Withrow & MacEwen's Small Animal Clinical Oncology 4th ed.)
- 2010年 「外科切除を行い良好な経過が得られた乳頭状扁平上皮癌の1例」(第30回獣医麻酔外科学会)
- 2010年 「肝破裂による血腹が見られた猫の肝アミロイド―シスの一例」(第19回中部小動物臨床研究会)