健康を維持するために
歯科治療DENTAL

こんな症状が頻発に見られませんか?THERE IS SUCH A TROUBLE

が臭う
食べるのを嫌がる
顔面や顎に腫れがある
口を気にして触らせない
鼻水、くしゃみが止まらない
Etc.


犬のアイコン:プードル
それは病気の始まりかもしれません!KACHIKU HOSPITAL

  • 乳歯が残っている

    乳歯が残っている

  • 歯周病

    歯周病

  • 歯の破折

    歯の破折

  • 顎の骨折

    顎の骨折

  • 口腔内腫瘍

    口腔内腫瘍

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浜松家畜病院の歯科治療の特徴CHARACTERISTICS OF TREATMENT

POINT01

歯科レントゲンで
見えないところまで
チェック

歯科レントゲン

最近の歯科レントゲンは格段に解像度が高く、歯の状態を細かく把握することができます。
歯科の異常は目視できない歯肉縁下で起きるので、レントゲンを撮影することにより根尖周囲病巣や歯の吸収病巣などの異常が確認できます。
画像を見ながら、抜歯が必要か、温存できるかの判断を行います。

POINT02

術前検査で
メリットと
デメリットを知る

術前検査

「本当に歯科処置に全身麻酔が必要なの?」という疑問の声をよくお聞きします。
当院では処置前に歯科チェックを行い、治療の必要性を確認するとともに、麻酔前にリスク評価検査を行っています。
これによって、麻酔処置で得られるメリットとリスクのバランスを判断し、ご説明いたします。

POINT03

歯を治療することで
他の病気を防ぐことも

歯科治療

歯科の治療は歯を治療するだけではありません。
普段は確認できない口腔内の状態を確認することで、今後発症する病気についても予測することが可能です。
例えば、幼若期に歯並びをチェックし、異常が見つかったら、将来の病気の発症を予測できます。(例:埋伏歯から嚢胞を発症するなど)
また、動物の口腔腫瘍は早期発見が難しいものですが、歯科処置をきっかけに悪性腫瘍が発見されることもあるのです。

POINT04

最善の治療ができる
医療機器を備える

医療機器

当院では歯科レントゲンをはじめ、歯科治療のための医療機器を数多く備えています。
歯科処置ユニットやレーザー治療器、手術用拡大鏡など、口腔治療に必要な機器が揃っていますので、基本的な治療はほぼ網羅されます。
*特殊な治療(義歯、インプラント、根管治療など)は専門の病院をご紹介いたします。

犬のアイコン:コリー
歯科治療の流れDENTAL TREATMENT PROCESS

きめ細やかな検査で
飼い主さまに
丁寧にご説明します。

  1. STEP1

    問診

    まずは問診

    口臭やよだれ、食欲低下など気になる症状を教えてください。
    普段のはみがきや口腔ケアの頻度などもお聞きします。
    また、今一番困っている病状や、持病の有無も教えてください。

  2. STEP2

    犬の体重計測

    身体検査

    バイタルサインといわれる脈拍・呼吸・体温をはじめ、体重やリンパ節の腫れ、歯石の付き具合や、歯のぐらつきなど、全身の状態を確認します。

  3. STEP3

    血液検査

    血液検査

    歯科処置は全身麻酔をかけて行うため、隠れた病気がないかや、麻酔のリスクが高くないかを調べます。

    当院では頚部の血管から採血をさせていただきます。
    前肢の血管は治療のために温存しておきたいためです。

  4. STEP4

    歯科レントゲン

    歯科レントゲン検査

    歯の根っこの具合やアゴの骨の状態など、目で見てもわからないところをチェックするため撮影します。

  5. STEP5

    超音波検査機器

    歯石除去・スケーリング

    歯の表面についた歯垢や歯周ポケットの汚れを除去します。

  6. STEP6

    抜歯

    抜歯

    レントゲンで歯根が痩せていたり、アゴの骨が溶かされてしまっている歯を抜きます。
    大きい歯を抜いたときや感染が問題になるときには縫合します。

  7. STEP7

    研磨・ポリッシング

    研磨・ポリッシング

    スケーリング後には細かい傷がつくため、今まで以上に歯が汚れやすくなってしまいます。
    スケーリング後、歯の表面を滑らかにすることで、汚れを付きにくくします。

  8. STEP8

    処置後のケア

    処置後のケア

    歯みがきのやり方などをスタッフがお教えします。
    乳酸菌サプリなどの併用も効果的です。

犬のアイコン:プードル
歯科検査表をお作りいたしますDENTAL CHECKUP FORM

  • 歯の診断カルテ(犬)

    歯の診断カルテ(犬)
  • 歯の診断カルテ(猫)

    歯の診断カルテ(猫)

犬のアイコン:ビーグル
1年に1回は歯の健診をお勧めします

実は、「1年に1回の歯科治療を行なっている動物は寿命が長い!」という報告があるんです。

2019年のアメリカの報告では、全米787施設に来院した237万頭の犬を解析した結果、歯科治療の頻度が多い動物ほど、長生きする傾向が確認されました。

具体的には、性別などに関わらず、1年に1回の歯科処置を行うことで死亡リスクが18%下がるという結果が得られたのです。

これまで、避妊手術や肥満が寿命に影響することはわかっていましたが、予防医療で健康寿命を伸ばせる方法として、歯科治療も加わったのです。
全ての動物に毎年の歯科治療が必要とは言えませんので、まず一年に一回は歯科検診を受けることから始めてください。

参考文献:Silvan R. Urfer, et al. Risk Factors Associated with Lifespan in Pet Dogs Evaluated in Primary Care Veterinary Hospitals, JAAHA, May/Jun 2019

歯科検診

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歯肉炎の進行と治療PROGRESSION AND TREATMENT OF GINGIVITIS

犬のアイコン
咬合の分類CLASSIFICATION OF OCCLUSION

犬のアイコン:ダックスフンド
飼い主さまからのメッセージMESSAGE FROM THE OWNER

トイプードル

ニオイも気にならなくなりました。

歯科処置を受けてから歯がキレイになり、ニオイも気にならなくなりました。
やっぱりやってもらってよかったです。
(トイプードル/オス/9才1か月)

トイプードル

自宅でもケアを頑張りたいと思います。

ひどく歯石がついていたので、抜歯もしました。
痛みがなくなったのか口を触らせるようになったので自宅でもケアを頑張りたいと思います。
(トイプードル/オス/8才)

無麻酔での歯科治療について
知っておいて欲しいことPLEASE UNDERSTAND

昨今、動物の口腔ケアの意識が高まり、麻酔をかけずに行う「歯石取り」を希望される飼い主様が増えています。
たしかに、このような処置に麻酔のリスクはありませんが、本当に安全と言えるのでしょうか?
できてしまった歯石はハミガキでは取れないため、スケーラーなどの器具を用いて削り落とす必要がありますが、麻酔をかけずに処置をすれば、下記の苦痛や危険を伴う可能性があります。

1)歯の表面がザラザラになる

ハンドスケーラーだけの処置では一見綺麗になっても、歯の表面は無数の細かな傷がついています。歯石の再付着を防ぐには、歯表面がツルツルしていないといけません。その点、無麻酔下歯石除去では「綺麗だけど歯石が再付着しやすい」歯になる可能性があります。

2)処置に関するリスクが高い

動物は歯科治療中に急に体動を起こすことがあります。無麻酔下では、その体動を制御することができないため、スケーラーにより動物の舌や口腔粘膜、顔面を傷つける危険性があります。また、歯周ポケットに溜まった歯石や汚水を誤嚥するリスクもあります。

具体的には、以下のリスクがあります。

  •  ● スケーラーで舌や口腔粘膜、顔面を傷つける
  •  ● 歯周ポケットに溜まった歯石や汚水を誤嚥する
  •  ● 歯肉炎や歯周炎が悪化する
  •  ● 心臓発作や脳卒中などの重篤な合併症を引き起こす

3)動物への身体的・精神的苦痛を伴う

歯科治療は、犬にとってストレスとなる行為です。無麻酔下では、動物は痛みや恐怖を感じながら治療を受けることになります。その結果、身体的・精神的な苦痛を伴う可能性があります。

具体的には、以下の苦痛が伴う可能性があります。

  •  ● 痛み
  •  ● 恐怖
  •  ● ストレス
  •  ● ストレスによる体調不良

4)歯周ポケットへのケアができない

歯周ポケットは、歯と歯肉の間にできる溝です。歯周ポケット内まで十分にスケーラーを挿入することが難しいため、歯周病の進行を防ぐことができません。
具体的には、歯周病の進行を防ぐことができないため、歯周病が悪化し、歯を失うリスクが高まります。

5)獣医師の指導のもとで行う

すべての歯科治療は、獣医師の指導のもとで行う必要があります。獣医師は、動物の状態や歯の状態を十分に確認した上で、安全に歯科治療を行うためのアドバイスを行います。
万が一、病気を持つ動物に処置することによって危険に晒すことがないためにです。

[休診] 日・祝祭日

学会参加などで、臨時休診する場合があります。
獣医師シフト表で臨時休診日をご確認下さい。

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