News子犬を迎えたら

2020.03.19

☆仔犬のしつけ★「パピークラス」

こんにちは

浜松家畜病院の系列のペットショップ・ドッグギャラリーではパピークラスを開催しています。

仔犬を迎えて一緒に生活するうえで大切なポイントをお話しさせていただきます。

 

パピークラス

☆仔犬を迎えたら

仔犬たちの行動は飼い主様と暮らし始める2-6ケ月の間に劇的に変化します。

どこへでも連れていけ、どこへ行っても物怖じしない子に育てる為には

この時期にしっかりと社会化を行い、飼い主様とよりよい関係を築くことが大切です‼

 

ドッグギャラリーのパピークラスは

『社会化期』と言われる

3週齢から12週齢のワンちゃんを中心に開催しています。

何のためにしているかというと…

①人間社会(家庭)のルールを教える

ワンちゃんは、まだおうちのルールを知りません。

どんな風にワンちゃんに人間社会のルールを教えていけばいいのか

一緒にトレーニングして学んでいきます。

 

②仔犬を社会化させる

仔犬の社会化は仔犬を飼い始めたら

その日から始めなければならない『最重要事項』です‼

正しく‼ =『嬉しいこと』『楽しいこと』と結び付けて

他のワンちゃんや知らない人と出会わせます。

家とは違う環境にも慣らしていきます。

色々なことを経験せずに成長したワンちゃんは

怖がりになり、問題行動につながってしまう事もあります。

他のワンちゃんと一緒にトレーニングを頑張っていただきます‼

 

③仔犬をむかえて準備してほしいもの

クレート

車や電車での移動、寝床やトイレトレーニング、災害時の同行避難など様々な状況で利用できます。

クレートは閉じ込める場所ではありません。

ワンちゃん自身が一人で安心して過ごせる場所を作ってあげることになります。

また、仔犬の将来起こりうる過剰な吠え、分離不安、破壊行為など

様々な問題行動の予防に努めることができます。

クレートが好きになる様なトレーニングの方法をお教えします。

 

首輪

仔犬のサイズにあったものを用意してください。

きつさは指が2本入る程度です。

緩いと首輪がぬけて事故につながってしまうこともあるので注意してください。

首輪はプラスチックの所は劣化してきますので

サイズが安定しても定期的に交換してください。

力の強い子はベルトタイプの首輪をおすすめします。

 

おやつ

仔犬にオスワリなどの行動を教える時に、誘導やご褒美として使用します。

トレーニング中はおやつをいっぱい使いますので

「小さいおやつ」や「ちぎれるおやつ」がおすすめです。

 

おもちゃ

仔犬と一緒に遊ぶおもちゃと

おやつを中にいれられるコングなどのおもちゃを用意しましょう。

ワンちゃんと一緒に遊んでコミュニケーションをとる事も大切ですし

コングやノーズワークマットなどでトレーニングしながら、頭をつかっておやつを食べることも大切です。

 

 

粗相をした際のお掃除グッズとお水

マナーとしてワンちゃんの飼い主さんにはお出かけの際に必ず持って出かけていただきたいセットです。

 

可愛く、機能的なグッズをもって是非お外へお出かけしましょう♪♪

 

 

 

この記事を書いたひと

アバター

神谷真美

・CPDT-KA 米国CCPDT認定プロフェッショナルドッグトレーニングインストラクター
・統一認定動物看護師
【メッセージ】
食事や予防、しつけのことなど、おうちの子に合ったケアを一緒に考えていきましょう。

    このブログの監修

    武信行紀(たけのぶゆきのり)浜松家畜病院院長

    武信行紀(たけのぶゆきのり)

    治療方針:恩師の言葉である「慈愛理知」(慈しみと愛をもって動物と飼い主に接し、理論と最新の知識をもって診療に当たる)を胸に、人と動物の絆に貢献します。

    経歴:

    • 鳥取県鳥取市出身
    • 1999年 麻布大学獣医学科卒業
    • 2005~2009年 麻布大学腫瘍科レジデント(サブチーフを務める)
    • 2013年 獣医腫瘍科認定医1種取得
    • 2014年 日本獣医がん学会理事就任現在に至る

    所属学会・研修:

    • 日本獣医がん学会
    • 獣医麻酔外科学会
    • 獣医整形外科AOprinciplesCorse研修課程終了
    • RECOVER BLS&ALS 研修課程終了

    主な執筆・学会発表

    • 2003年~2007年 「犬の健康管理」 ANIMAL WORLD連載
    • 2005年 「拡大乳腺切除および補助的化学療法により,良好な経過が得られた猫乳腺癌の1例.」(第26回動物臨床医学会年次大会)
    • 2006年 「血管周皮腫の臨床的研究」(第27回動物臨床医学会年次大会)
    • 2008年 「外科切除および放射線治療を行った高分化型線維肉腫の2例」(第27回日本獣医がん研究会, JONCOL2008/No.5)
    • 2009年 「特集:血管周皮腫」 (InfoVets 2008/8月号)
    • 2010年 『小動物臨床腫瘍学の実際』 翻訳参加 (Withrow & MacEwen's Small Animal Clinical Oncology 4th ed.)
    • 2010年 「外科切除を行い良好な経過が得られた乳頭状扁平上皮癌の1例」(第30回獣医麻酔外科学会)
    • 2010年 「肝破裂による血腹が見られた猫の肝アミロイド―シスの一例」(第19回中部小動物臨床研究会)
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