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症例紹介

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猫の乳腺腫瘍の発生率はヒトやイヌの半分以下です。
が、、、、

 

悪性の癌である確率は約85%とされています。
チャーちゃんは13歳の時に左第二乳腺に小豆くらいのしこりが出来ました。


1ヶ月ほどで3cmほどに増大したため、当院に来院されました。
検査の結果、、、乳腺癌ステージⅢ(T3bN1bM0)と診断。
片側の乳腺切除手術を行いました。
手術後の病理検査でリンパ節はがん細胞で埋め尽くされていました。

 

このような猫の乳癌は非常に進行が早く、
過去の文献上ではおよそ6ヶ月の生存期間と報告されています。
ただ、幸いなことに肺転移は見られていません!
オーナー様は抗がん剤「カルボプラチン」の治療を希望されました。
近年、この薬のおかげで猫の乳腺癌の予後が飛躍的によくなっています。

(データ:2005年 第26回動物臨床医学会での発表より)

チャーちゃんはその後、約2年間にわたり生存しました。

ちなみに、、、

 

犬も猫も乳腺腫瘍は、

 

早期に避妊手術をした子には、

 

ほとんど発生しないことがわかっています。

 

病気の予防として、避妊手術も大切ですね。