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今月から猫の待合室のディスプレイをプチリニューアル

当院ではワンちゃんとネコちゃんの待合室と診察室を完全分離

診察を待つ間のストレスを軽減できます

 

ご来院の際にはかわいいディスプレイも是非ご覧ください

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こんにちは。新人獣医師の竹田と申します。

これから皆様に身近な病気からちょっと難しい病気まで定期的にご紹介していこうかと考えてます。

よろしくお願いします。

さて、最近はすっかり寒くなり、とある病気を診る事が多くなりました。

冬に起きやすい病気、ご存知ですか?

 

「犬猫の尿路結石症」

 

尿結石とは?

主な結石の種類に、ストルバイトとシュウ酸カルシウムがあります。

では、何が原因で起こるの?

・尿路の細菌感染…膀胱炎などの細菌感染によりストルバイトは形成され易くなります。また、先に結石が形成され、膀胱壁を障害して細菌感染が起こり、さらに結石が形成される場合もあります。

・不適切な食餌…過剰なミネラルの摂取、オヤツのあげ過ぎ

・好発犬種:ミニチュア・シュナウザーなど

・季節:寒い時期の飲水量、尿量の低下による膀胱内洗浄機能の低下

 

と、言われてます。

こんな症状が出たら要注意!

・トイレに行く回数が多くなった、その際、尿量が少ない

・尿が赤い

・いつもと違うところで排尿する

 

では、ここで症例を紹介します。

ミニチュア・シュナウザー、去勢オス、11歳、8kg

主訴:少し前から排尿姿勢をとるが、あまり出ない、尿失禁がたまにある

既往歴:膀胱結石

Xray:

3098002

遠目からもすごい数と大きさの結石が写っていますね。

不幸中の幸いか、今まで大事に至らなかったのが、不思議なくらい…

 

診断:膀胱結石、尿道結石症

治療:膀胱、尿道切開による結石除去、膀胱炎の治療、処方食

 

実際に見てもすごい大きさと数…身も心も軽くなりました。

結石分析:ストルバイト

また、膀胱炎の原因菌に対してどの抗生剤が有効かを調べる薬剤感受性試験も行いました。

現在、多方面から治療中ですが、症状も改善し、経過良好です。

 

上記の症例のように尿路結石は、再発することも多く、また、ご飯も制限する必要がある厄介な病気です。

今回は、わんちゃんの症例をご紹介しましたが、特に猫ちゃんの症例も少なくありません。

最近では、世界最高峰のサッカー選手メッシが尿管結石により大事な試合を欠場するというニュースもありました。人では痛みがとても強く、QOLを著しく低下すると言われてます。

症状があまり出てないようで、実はすごく痛いと言うことも頭に入れておきたいですね。

定期的な尿検査、超音波検査を行い、獣医師の指導のもと適切に予防することをお勧めします。

今回のブログをお読み頂いて、うちの子怪しいかも!と思われた方は、お電話でも結構ですので、いつでもご相談下さい。