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2013年3月の記事一覧

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狂犬病予防注射のシーズンになりました

一年に一度のお注射になりますdog

忘れずに接種してあげて下さい

はがきを忘れずにお持ち下さいねgood

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4月11日、18日は森下獣医師が不在になります。

獣医師シフトカレンダーをご覧ください。

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皆さんこんにちは。ペットショップLaLaです。

はじめてのブログupでちょっと緊張気味です!happy01

1回目なのでまずペットショップLaLaの紹介からdog

 

ペットショップLaLaは浜松家畜病院オフィシャルショップ、

浜松トリミング専門学院施設ショップです。

なので、学院の生徒と一緒に日々技術向上を目指しスタッフ一同頑張っています!rock

 

トリミングのカットや授業風景などこれからupしていきたいなと思っています。

温かい目で見守っていただけたらなと…shine

よろしくお願いします!

 

 

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フーちゃんは8歳のミニチュアシュナウザー

最近、呼吸が荒く咳をするといって来院されました。

身体検査では特に異常は見つかりませんでしたが、

胸部レントゲンで肺に「しこり」が見つかりました。

 

初診時

犬の肺は全部で7葉に分かれています(人は5葉)。

フーちゃんの左の真ん中の肺葉には3.5㎝のしこりがあります。

前縦郭のリンパ節も腫れているようです。

通常なら手術をしないという選択肢もありますが、

相談の上、飼主さんは手術をすることを決心しました。

今回の手術は病理検査と症状の緩和が目的です。

手術ではまず左の肺葉をしこりごと摘出、リンパ節は温存しました。

病理検査の結果は「組織球肉腫」

現在、犬の原発性肺腫瘍では最も治療が難しい癌の一つです。

ただ、手術の後はあんなにつらかった咳と呼吸困難が嘘のように消え、

フーちゃんは元気に走り回れるようになりました。

組織球肉腫は手術と抗がん剤治療で3か月という予後が報告されています。

すでにリンパ節転移がある今回の場合、予後は厳しいと考えられました。

そのため、オーナー様の希望で術後は消炎剤と咳の治療をメインに行うことにしました。

 

ところが、、、

 

フーちゃんはみるみる元気になり、、

 

そのまま10ヵ月間も生存したのです。

 

これは人間でいえば4~5年に値します。

 

組織球肉腫はたいへんむずかしい腫瘍で、

海外ではCCNUという抗がん剤が使用されていますが、

手術で取りきれない場合の生存期間は100日程度、

しっかり切除できて転移がない場合の生存期間は500日以上と報告されています。

 

犬種特異性があり、

フラットコーテッドレトリバー

ゴールデンレトリバー

バーニーズマウンテンドッグ

コーギー

に多いとされていますが、近年日本では

ミニチュアシュナウザーにも増えているようです。

当院でもシュナウザーで数例経験していますが、

シュナウザーの組織球肉腫は比較的おとなしいものが多いように感じています。

 

このような術前診断で確定できない腫瘍では、

 

外科手術が診断と治療を兼ねる事もあります。

 

こんな時、私たちはフーちゃんのような今まで経験した症例をもとに、

 

将来の予測を立ててアドバイスをします。

 

そして、できるだけ飼い主様の目線に立ってご相談するようにしています。

 

 

参考文献:CCNU for the treatment of dogs with histiocytic sarcoma. Skorupski KA,  et al. J Vet Intern Med. 2007.

Long-term survival in dogs with localized histiocytic sarcoma treated with CCNU as an adjuvant to local therapy.

Skorupski KA, et al. Vet Comp Oncol. 2009.

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猫の乳腺腫瘍の発生率はヒトやイヌの半分以下です。
が、、、、

 

悪性の癌である確率は約85%とされています。
チャーちゃんは13歳の時に左第二乳腺に小豆くらいのしこりが出来ました。


1ヶ月ほどで3cmほどに増大したため、当院に来院されました。
検査の結果、、、乳腺癌ステージⅢ(T3bN1bM0)と診断。
片側の乳腺切除手術を行いました。
手術後の病理検査でリンパ節はがん細胞で埋め尽くされていました。

 

このような猫の乳癌は非常に進行が早く、
過去の文献上ではおよそ6ヶ月の生存期間と報告されています。
ただ、幸いなことに肺転移は見られていません!
オーナー様は抗がん剤「カルボプラチン」の治療を希望されました。
近年、この薬のおかげで猫の乳腺癌の予後が飛躍的によくなっています。

(データ:2005年 第26回動物臨床医学会での発表より)

チャーちゃんはその後、約2年間にわたり生存しました。

ちなみに、、、

 

犬も猫も乳腺腫瘍は、

 

早期に避妊手術をした子には、

 

ほとんど発生しないことがわかっています。

 

病気の予防として、避妊手術も大切ですね。